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【2020年11月号】MonthlyReport


◇成約物件の賃料別状況

15~19万円:20件(40.8%)

20~29万円:16件(32.7%)

30~39万円:2件(4.1%)

40~49万円:6件(12.3%)

50~59万円:1件(2.0%)

60~69万円:1件(2.0%)

70~79万円:2件(4.1%)

80万円以上:1件(2.0%)

 

◇10月末時点での申込件数:14件

◇10月末時点での成約件数:49件

◇成約物件の平均坪単価:15,307円

最高坪単価:24,201円

最低坪単価:10,329円

◇成約物件の平均賃料:293,939円

最高賃料:1,350,000円

 

◇2020年11月1日時点での募集物件数:101件

※10/1~10/31分  15万円以上の物件での統計

MarktersMemo

10月のマーケットは、全体的に落ち着きを取り戻した感があります。11月1日時点での募集物件は101件と前月と比べると少なくなってきていますが、昨年同月の募集物件も同じように110件と少なくなっています。この時期は少なくなる傾向にあるのかもしれません。

例年は9月ごろから「番町小学校にお子様を入れたい」、「麹町小学校や九段小学校にお子様を入れたい」「私立の小学校の近くに住みたい」などという学校関係でお部屋を探す方がいらっしゃるのですが、今年は10月半ば頃になって、ようやくそういう声が聞こえ始めてきました。番町麹町エリアはあまりコロナ禍の影響はなかったと思っておりましたが、こういうところにコロナの影響があったのかもしれません。今はまたコロナの第3波といわれていますが、どんな影響が出てくるのか戦々恐々です。

また、マーケットに出ている物件を見ていると成約したはずの物件が再度募集されているのに気が付きます。何物件にも申し込みをいれてキープしておき、契約前にキャンセルするためこのようなことが起きます。年々こういう傾向は強くなってきています。貸主にとっても、借主にとっても、あまりいい傾向ではありません。私達仲介会社にとっても困りもので、中には本気で申し込みをしてもらいたいということで、預かり金を設定している会社もあるようです。どうしたものでしょうか。悩みどころです。

(文責:三浦)

社長のひとこと

晩秋と共に新型コロナは、再び猛威を振るい始めております。 前号では、新型コロナ禍での思考を変えた例として小学校の運動会のことを記しました。新型コロナ禍で変化すべきは何なのか、どんな生き方や暮らし方すればよいかを皆さん必死に考えています。今回は、番町麹町九段地域の町会の話をしたいと思います。 新型コロナが広がりだした3月以降の町会は、概ねその活動の全てを中止するという様相でそれは今も続いています。恐らく年末はおろか年始も同様でしょう。 そのような中、九段2丁目町会では毎年恒例の「こども餅つき大会」の名称改め「餅フェスin九段」とし、万全のコロナ対策で振る舞い餅をいただくお祭りを12/6(日)にさくら館で開催します。これは、地域の子供たちに対する想いと長年継承してきた文化活動を絶やさない町会の意気です。 町会活動とは、親睦や相互扶助を目的とした文化性に満ちたものです。その活動は暮らす方々がそこに住んでよかったという気持ちを持っていただくためにあります。安心安全が不安視される世の中、自助・共助・公助という観点で考えるべきなら、共助とは身近な住人と助け合うことを指すのではないのでしょうか。都心では町会活動に参加しない方が増えていますが、これを機会に町会に参加し、隣人と共にできることや暮らしを明るく楽しくすることを考えてはと思います。

(文責:橋本)

発行月日:2020/11/01
発行:協永ソフトエンジニアリング株式会社
担当:三浦・黒岩