2026/08/14 コラム

祭礼文化を楽しむことこそが、番町・麹町の醍醐味

永年住んでいると、地域文化が分かるようになります。

その地域文化を体感する代表にお祭りがあります。

 

私はお祭りが神事ですが氏子という意味が大人になるまでわかりませんでした。

そんな程度の意識でお祭りに参加していたので、宗教という意識でお祭りには、

参加していません。

人生における神様とのかかわりは、非常に沢山ありました。

順に説明すると、沢山の神様にお世話になっております。

 

「平河天満宮」の境内地にあるマンションで生まれてから6歳まで育った私は、

天神様が大切な遊び場でした。境内には、遊具があり、地域の子供たちが

集まる社交場です。小さな子供にとっての社会を学ぶ大切な勉強の場でもありました。

 

小学校にあがると同時に、九段二丁目に引っ越します。

行動範囲の広がった小学生にとってそばにある「靖国神社」は、格好の遊び場でした。

みたままつりでは、沢山の人が集まり、見たことのない見世物小屋や、

サーカスのようなテント、美味しそうな出店の数々。今の感覚で言えば、

ディズニーランドのような場所でした。

そして、みたままつりが始まるころ、蝉が鳴き始め、みたままつりが終わると、

待ちに待った蝉捕り。周囲がびっくりするほどの蝉を捕まえ、夏は毎日楽しんでいました。

 

家庭を持つようになると、新婚生活が番町でスタートしたことから、

山王日枝神社で結婚式を挙げ、私の3人の子供たちは、山王日枝神社の祭礼で育ちました。

 

番町周辺の小さなエリアながら、引越しをする度、数ある近隣神社で祭礼を楽しんできました。

祭礼文化は、地域性を色濃く出すため、幾つになっても大変楽しめるものです。

宗教観を別にして、暮らしに溶け込むのが、古くからある日本人の暮らし方ではないでしょうか。

 

祭礼文化には、交歓する文化があります。自分の地域の文化を楽しんでいただいたお礼に、

相手の祭礼文化を楽しむという交歓です。そんな意味も50歳を過ぎてから、教えていただいた

楽しみです。かくゆう九段二丁目町会で町会活動をする私にとって、お付き合いの幅は広がり、

今では「神田神社」、「三崎神社」、「須賀神社」と季節が来る度、近隣地域の祭礼も楽しんでおります。

 

地域を知ることとは、祭礼を知ることです。わずか500M圏内で様々な神社があります。

「東京大神宮」や「築土神社」も素晴らしい神社です。こんな凄い神社が沢山ある地域は、

日本広しと言えども恐らくこの地域だけだと思います。

この地域で暮らす方々の暮らしそのものが色濃くでる祭礼に参加することをお勧めします。

 

橋本

代表取締役 橋本樹宜
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