2026/09/05 番町麹町探検隊

地域のイベント情報 ~築土神社 例大祭2026~

九段・富士見地域の氏神様、「築土神社」

9月になりました。夏の暑さも少しずつ和らいでくるこの季節、千代田区の九段・富士見地域はとあるお祭りで大きく盛り上がります。「築土神社 例大祭」です。令和8年は9月10日から15日にかけて、各氏子町会でさまざまな祭事が行われます。築土神社はかつては「田安明神」、「江戸明神」とも呼ばれてきた長い歴史を持つ神社です。現在は九段北一丁目、九段下駅近くに鎮座し、九段・飯田橋・富士見などの地域の氏神様として親しまれています。

まちとともに歩んできた築土神社

築土神社の歴史は古く、940年(天慶3年)、現在の北の丸公園に「津久戸明神」として創建されたことに始まると伝えられています。その後、江戸のまちの変化とともに移転を重ねて現在の九段下の地に鎮座するようになりました。御祭神の一柱として祀られているのが、平将門公です。

千代田区のまちと祭礼

千代田区には日枝神社、神田明神という地域との結びつきの強い神社があります。祭礼行事の際は氏子地域の町会が主体となり、神輿の渡御や様々な催しを支えています。「氏子」とは、自分が住む地域を守る神様(氏神・産土神)を信仰し、神社の維持やお祭りを支える人々のことを言います。例えば、番町麹町地域の多くは日枝神社の氏子地域となるため、2年に一度行われる山王祭では地域の町会や住民の方々が祭礼に深く関わっています。築土神社の氏子地域は、公式HPによると

<千代田区>
九段北一丁目・二丁目
九段南一丁目・二丁目
飯田橋一丁目・二丁目・三丁目・四丁目
富士見一丁目・二丁目
北の丸公園
一ツ橋一丁目
<新宿区>
市谷船河原町

となっています。

九段二丁目町会では、大人神輿に子ども山車、ミニ縁日も

祭礼の期間中はそれぞれの町会で神輿の渡御や縁日などが行われます。ページ上部の写真は、過去行われた九段二丁目町会の祭礼の様子です。威勢のよい掛け声とともに町を進む大人神輿はもちろん見応えがあり、私自身お神輿を担ぐことは大好きです。九段二丁目では子どもたちが山車を引きながら町内を歩きます。心温まるこの光景はこのお祭りならではのものです。

祭礼や町会活動は、単なる年中行事ではなく、普段は接点の少ない世代や地域の人々が顔を合わせる機会でもあります。暮らしている場所の歴史を知り、地域の人と出会い、子どもたちへとその風景が受け継がれていく、大切にしていきたい千代田区の文化の一つです。

 

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担当:橋本 猛
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